実践事例
③ 行政・地域・企業など、多主体の関係が噛み合わない場面

■砂礫河原の再生をきっかけに、地域・行政・団体をつなぐ協議会づくりを支援した事例

① 出発点|それぞれの立場で話が進んでいた

対象地では、

  • 行政
  • 地域住民
  • 事業者
  • 活動団体

がそれぞれ関わっていましたが、立場や目的の違いから、認識にズレが生じていました。

「自然を守りたい」という方向性は共有されていても、具体的な進め方や優先順位は一致していない状態でした。


② 状況整理|まずは前提を共有

まず、それぞれの立場で

  • 何を大切にしているのか
  • 何に困っているのか
  • どこに不安があるのか

を整理。

自然環境の状況だけでなく、管理・運営・地域利用などの背景も含めて共有しました。


③ 関係調整|共通言語をつくる

専門用語や制度だけで話を進めるのではなく、現地確認や意見交換を重ねながら、
立場の異なる関係者が共通理解を持てるよう調整しました。

「誰が正しいか」ではなく、それぞれが無理なく関われる形を探ることを重視しました。


④ 具体化|役割と方向性の整理

協議を重ねる中で、

  • 管理の方向性
  • 各主体の役割
  • 継続的な関わり方

が少しずつ整理されていきました。


⑤ その後|関係性の土台づくり

すぐに全てが解決するわけではありませんが、関係者間で状況を共有できるようになったことで、
継続的に話し合える土台が整いました。

🔎 この事例で大切にしたこと

  • 自然環境だけでなく地域文化も共有すること
  • “対立解消”ではなく“関われる関係づくり”を重視したこと
  • 単発事業で終わらない仕組みを整えたこと