親子でビオトープづくり&里山体験
奈良県桜井市三谷の「山野草の里」にて、親子を対象としたビオトープ活動が実施されました。
当日は14家族27人が参加し、そのうち半数は大阪府からの参加者でした。
春の里山の自然の中で、生きもの観察やビオトープづくり、里山探検、山菜採りなどを行い、親子でたっぷりと里山の時間を楽しみました。
タケノコ探し
活動のスタートは、春の里山ならではのタケノコ探し。
子どもたちは竹林の中を歩き回りながら、地面から顔を出したタケノコを一生懸命探しました。
見つけたタケノコは、午後に希望者でタケノコ掘りを行いました。
ビオトープ活動
生きもの観察
網とバケツを持って、ビオトープ池の生きもの観察を行われました。
子どもたちは網とバケツを持って池のまわりに集まり、水の中を夢中になってのぞき込みます。
親子で一緒に、網を使って池の水の中の生きものを採集して観察。
子供たちに、今日観察した生きものを尋ねたところ、
カエル、アカハライモリ、マツモムシ、クモ、オケラ、おたまじゃくし
と教えてくれました。
水辺で夢中になって飛び回る姿や、覗き込んで観察する様子がとても印象的でした。
池のまわりでは、大人たちも一緒になって子どもたちの発見を見守り、春の里山ならではの賑やかな時間となりました。

ビオトープづくり
ビオトープ池で生きもの観察を楽しんだ後、親子で協力しながら新しいビオトープ池づくりが行われました。
スコップや鍬を使いながら、親子で力を合わせて泥を掘り、水路をつなぎ、「だんご池」と名付けた小さな池を2つ創出。
泥だらけになりながら作業する子どもたちの姿はとても生き生きとしており、遊びながら自然環境をつくる体験にもなっています。
作業が進むにつれて少しずつ池の形ができあがり、最後にはみんなで完成した池を囲みながら達成感を共有しました。

里山探検
ビオトープ周辺だけでなく、親子で里山の中を歩く探検も行いました。
細い山道や斜面を歩きながら、森の空気や草花、地形の変化を感じつつ、里山の自然を体いっぱいに体験。
子どもたちは探検気分で次々と先へ進み、大人たちも後ろからゆっくり見守りながら歩いていました。
普段の公園遊びとは少し違う、“里山を歩く体験”そのものを楽しんでいる様子が印象的でした。

春の山菜採り
里山探検の帰りには、畦道沿いで山菜採りも行いました。
この日は、ヨモギ、イタドリ、コゴミ、ワラビなど、この時期ならではの春の恵みを収穫。
コゴミの広場やワラビが広がる斜面では、子どもたちも夢中になって山菜採り。
「こっちにもある!」と次々に見つけながら、袋いっぱいに山菜を集めていました。
特にお母さんたちの楽しそうな様子が印象的で、大人も子どもも一緒になって里山の春を満喫している様子が見られました。
お母さんが夢中になると、子どもたちもさらに張り切って山菜採りに挑戦していました。
……ただし、採りすぎ注意です(笑)。



昼食と里山の時間
昼食は、各自持参したお弁当に加え、山野草の里で作ったタケノコと山菜のお味噌汁。
春の恵みを感じる昼食となりました。
昼食後は、ゆったりとした休憩時間。
子どもたちは里山の斜面を元気いっぱい駆け回り、思い思いに自然の中で遊んでいました。
一日のふり返り
最後は、今日観察した生きものや採集した山菜をみんなで確認しながら、一日の活動をふり返りました。
都会では、自然の中で自由に遊ぶ機会が少なくなりつつあります。
今回の活動は、子どもたちにとって、里山の自然にたっぷり触れる一日になったようです。
山野草の里では、地域の自然環境を活かした活動を継続されています。
(実施日:2026年4月18日)


