事業紹介 | 地域文脈コンサルタント
地域文脈コンサルタント
緑の梢計画室
地域文脈コンサルタントとは
地域の状況を一度ひも解き、
関係を整えながら、無理なく続く形にしていく。
地域文脈コンサルティングとは、
生物多様性・生物文化多様性を軸に、
その地域が持つ自然環境、土地利用、歴史、文化、
そして人と人との関係性を丁寧に読み解きながら、
多様な主体が無理なく関われる取り組みを支援する仕事です。
調査や計画づくりにとどまらず、
現場での対話や実践を重ねながら、
地域の文脈に寄り添い、取り組みに伴走します。
■ 緑の梢計画室が現場で担ってきた4つの役割
地域文脈コンサルタントとして、主に次のような役割で関わっています。
① 地域文脈の読み解き
地域ごとに異なる自然環境や生態系、土地利用、人と自然との関わりの歴史を整理し、
取り組みの前提となる地域文脈を明らかにします。
- 自然環境調査
- 生物多様性の把握
- 地域資源・文化的背景の整理
② 多主体をつなぐ調整・合意形成
行政、地域住民、事業者、専門家など、立場の異なる主体の間に立ち、
共通理解を育てながら合意形成を支援します。
- 協議会の立ち上げ・運営支援
- 住民説明会・意見交換の場づくり
- 行政・事業者・地域との調整
③ 自然環境の保全・再生の実践支援
読み解いた地域文脈をもとに、現場に即した保全・再生の方法を検討し、
実施から検証までを支援します。
- 保全対策・保全計画の作成
- 工事業者への指導・調整
- 重要な植物の移植
- 実施後のモニタリング調査
④ 学び・体験を通じた関係づくり
地域の自然や文化に触れる体験を通して、人と自然、人と地域との関係づくりを支援します。
- 自然体験・里山体験プログラム
- 環境学習
- 伝統文化体験
■ 地域文脈コンサルが扱うテーマ領域
- 生物多様性保全・生態系ネットワーク
- 自然再生・里山保全
- 地域連携・住民参加
- 環境学習・自然体験
- 生物文化多様性・地域資源
■実際に関わり、悩み、積み重ねてきたフィールド
- 国・自治体・研究機関の事業
- 大手コンサルタント会社からの再委託業務
- 企業の自然共生・地域連携の取り組み
- 地域NPO・市民団体の活動支援
構想段階や検討初期からのご相談、事業の一部への関与など、
状況に応じた関わり方が可能です。
■ 対象別の関わり方(補足)
○ 公共・制度の立場の方へ
(国・自治体・研究機関・コンサルタント等)
国や自治体の事業、実証事業、調査・計画業務などにおいて、
現地の自然環境や地域の文脈を踏まえた調整・運営を支援しています。
協議会運営や住民参加、現地対応など、
事業を地域で無理なく進めるための役割を担います。コンサルタント会社からの再委託や、事業の一部への関与も可能です。
○ 企業の方へ
(自然共生サイト・ESG・地域連携)
自然共生サイトの活用や、生物多様性への取り組みにおいて、
自社のサイトが持つ価値の整理や、
目標設定、地域と関わる活動の検討を支援しています。地域の自然や暮らしに無理のないかたちで、
誰と、どのような活動を行うかを一緒に考え、
現地での調整や伴走まで対応します。
○ 地域・市民活動の方へ
(NPO・任意団体・地域の方々)
地域で自然や文化に関わる活動を続けている方々と、
取り組みの背景や価値を整理し、
行政や企業など外部との関係づくりを支援しています。想いや実践を大切にしながら、
無理のない形で次の展開につなげるお手伝いをします。
●こんな「今の困りごと」からご相談いただいています
地域での活動や取り組みを進める中で、
次のような声をよく耳にします。
- 自然をどのように整備・管理すればよいのか分からない
- 法規制(都市公園法など)と活動の兼ね合いを、どう整理すればよいか迷っている
- 新しい仲間を増やしたいが、なかなか定着しない
- 管理者と現場の間で、話がうまく噛み合わない
- 要求する側・受ける側という関係から抜け出したい
- 安全面や責任の所在が不安で、活動の幅を広げられない
- 活動計画や事業計画を作る余裕がない
- 活動を続けていくための収益性が見えない
- 地域の自然を活かした体験プログラムを作りたいが、進め方が分からない
- 地元住民や企業と、どう関わればよいのか悩んでいる
これらは、
都市公園、NPO、観光・地域事業など、分野が違っても共通して現れる困りごとです。
●困りごとの背景にある、共通の構造
こうした悩みの多くは、
個々の能力や努力不足によるものではありません。
- 自然環境の特性
- 法制度や管理体制
- 人と人との関係性
- それぞれの立場の違い
といった要素が絡み合い、
全体像が見えにくくなっていることが原因になっている場合がほとんどです。
●緑の梢計画室の関わり方(地域文脈コンサルティング)
緑の梢計画室では、
「何をすべきか」を一方的に示すのではなく、
- 地域の自然環境や歴史的背景を整理し
- 関係する人たちの立場や思いを丁寧に読み解き
- 取り組みの目的や役割を、共有できる形に整える
という立ち位置で関わります。
その上で、
- 活動の方向性や計画づくり
- 管理者・現場・地域住民との合意形成
- 現場での実行や運営の支援
を、状況に応じて伴走します。
●分野に応じた具体的な支援の例
同じ困りごとでも、
場面によって必要な整理や言葉は異なります。
- 都市公園
ボランティア運営や自然管理の考え方を整理し、
管理者と現場が対話できる関係づくりを支援します。 - 観光・ゲストハウス
自然体験プログラムの目的や価値を明確にし、
無理なく続く運営の形を一緒に考えます。 - NPO・地域団体
活動の位置づけや強みを言語化し、
組織運営や外部連携が進みやすい状態を整えます。
■ ご相談について
地域の状況や事業の段階に応じて、無理のない関わり方をご提案しています。
まずはお気軽にご相談ください。
「まだ言葉になっていない段階」からでも
「何から手をつければいいのか分からない」
「一度、立ち止まって整理したい」
そんな段階からのご相談でも構いません。
状況や文脈を一緒に整理するところから、
ゆっくり関わっていきます。
